社会貢献への取り組み

全互協の社会貢献基金制度

助成先実績

平成18年度助成実績一覧

応募総数229件

団体等名称 事 業 名 助成額 事業の概要


18

任意団体 日本二分脊椎症協会 医療的ケア<導尿>啓蒙活動「人形劇ビデオ製作」 1,134,000円 昨年度は、「医療的ケアを必要とする子供たちを支援する者の為の「導尿」技術習得会」に助成した。今回のエントリーは導尿の大切さを人形劇のビデオにして教えること。医療的ケア(導尿)を必要とする子供たちは医療行為のため、本人か親しかその行為が許されない状況から、導尿行為への意識が高まって、障害者の認識、障害者への認識が変化することが期待される。
社会福祉法人 柏涛会 障がい者と高齢者が共に働く作業所の拡充化 2,000,000円 この施設拡充により新たに6名の通所者増員が見込める。この施設では障害者及び高齢者が共に働ける場を提供してきており、この施設も同様の作業所として新設する。障害者の働く場は未だ圧倒的に少なく、その提供に熱心に活動している。
小規模作業所 じゅうしん須磨寺 色素性乾皮症者への作業所設備対応 130,000円 色素性乾皮症者への対応の為緊急を要する必要がある。
特定非営利活動法人
女性の安全と健康のための支援教育センター
ニューヨーク州編纂「子どもへの性犯罪に関する医療プロトコル」翻訳出版事業 965,000円 「子どもへの性犯罪に関する医療プロトコル」は、医療専門職や福祉ワーカー、保健士などの専門職の人が、こうした患者に対しどのように接しなければならないか、或いは人権をどう尊重するか、裁判になった時の犯罪証拠をどう確保するか、怪我をしたといって外来に来たけれども、実際には性犯罪の被害者だった場合に、医師はどのようにしなければならないかなど、こうした体系的な手引きとなる本が日本にはまだ存在しない。この本があれば、被害児の医療的支援の手引書として具体的、詳細かつ的確であり、子どもの人権を守るという確かな理念に貫かれ、医療者のみならず、被害児の支援に携わる全ての人に役立つと思われる点で、意義深い。
特定非営利活動法人 なごみの里 小学生(4年生以上)及び中学生を対象にした「看取り」から死の尊さを教え、また命の大切さを感じてもらうフォーラム開催 1,000,000円 "死″について子供達にどのように伝え、教えていくのか興味深い。
特定非営利活動法人 国境なき子どもたち(KnK) カンボジアの恵まれない青少年のためのコミュニティ・センター建設と教育支援 1,832,000円 各30m2程度の教室を2室構えた施設(計80m2)を建設し、そのうち1室を識字教室および啓発ワークショップの開催などに利用し、他の1室を図書室として使用するほかコンピュータを配備してスキル訓練を実施する。これにより公立学校への通学や職業訓練への参加の可能性が高まるとともに社会への再統合の促進といった効果が期待される。また、人身売買の防止や被害者への理解促進等の意識向上を目的とした啓発活動等を併せて行うことで、若者たちが社会復帰しやすい環境が整うことが期待される。
特定非営利活動法人 口唇口蓋裂協会 ベトナム戦争における枯葉剤被害地域での口唇口蓋裂患者への無償手術 1,939,000円 平成5年より、ベトナム南部を中心に、この活動を継続的に行い未手術患者数は相当減少してきた。また、ベンチェ省には中古医療機材贈与により医療レベルの向上を目的としてグエンディンチュー病院に手術棟の建設、医療機材援助、医療技術指導などを行なってきており、実績、貢献度とも高い。
樟蔭東女子短期大学 専任講師 吉井 美奈子 結婚式・披露宴の新しい役割
-姻族関係形成過程に着目して-
1,000,000円 結婚式の新役割を提唱。結婚式の有無とその後の生活についての実態を明らかにする。結婚式の重要性を検証する内容で興味深い。
助成額計(平成18年度) 10,000,000円