社会貢献への取り組み

全互協の社会貢献基金制度

助成先実績

平成12年度助成実績一覧

団体等名称 事 業 名 助成額 事業の概要


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(財)国際障害者年記念ナイスハート基金 日本の障害児とモンゴルの障害児の交流(モンゴル障害児招聘プログラム) 1,925,000円 ニンジン財団を窓口に、モンゴルの首都ウランバートルにある障害児学校の各責任者間の協議により選定された障害児10名と教育関係者10名を招聘し、日本の小学校や養護学校(都立江東養護学校)への訪問、障害児・者との交流プログラム、社会見学等を実施。更にモンゴルの教育関係者に障害児を支える仕組みを学んで貰うために障害児学校の視察や日本の教育関係者との意見交換・交流を図るためシンポジウムを開催した。
社会福祉法人滋賀県聴覚障害者福祉協会 盲ろう者(児)の暮らしに関する実態調査 1,925,000円 社会福祉法改正に伴う障害者福祉サービスの利用制度化に備えて、滋賀県内の盲ろう者(児)に対する福祉の増進を図ると共にコミュニケーション手段の研究と生活支援の在り方を研究するための基礎資料を得ることを目的に、県内の視覚・聴覚に障害を併せ持つ盲ろう者(児)世帯への訪問調査を実施する。
AMDA(アジア医師連絡協議会) ザンビア女性自立支援プロジェクト 1,800,000円 ザンビア共和国ルサカ市内のスラム街に居住する低所得者層で、教育を受ける機会に恵まれない女性の自立を目的として、英語での読み書き、商売を始めるにあたっての基礎知識、縫製の技能などを身に付ける為のトレーニングセンターを建設し、開校する。
国連国際学校日本語学科 ITを活用した日本の伝統文化の交流、教育プログラムの実践 1,800,000円 国連国際学校日本語学科において、ITを活用したバーチャルとリアルの交流という2次元的な教育活動のモデルとして、日本の子ども達とのふれあいなどを通し、冠婚葬祭を含め日本の文化を学ぶ教育プログラムを新設する。
特定非営利活動法人日本カンボジア交流協会 障害者の職業訓練事業 1,710,000円 カンボジア政府社会労働退役軍人省の要請により、地雷被害などで障害を受けた人々の社会復帰のために、バイク、ラジオ、テレビの修理や縫製などの技能の修得を目的とした「プノンペン・トゥマイ職業訓練センター」を開設、その運営を行っている。
特定非営利活動法人東京シューレ 「子どもが創る・子どもと創る」ソーラープロジェクト 1,220,000円 不登校に悩む子ども達とその両親、過去に不登校を経験した若者達との共同プロジェクト。ソーラー発電やソーラーカー、ソーラートレインの制作を通し、大人も子供も互いに協力し合いながら環境学習やものつくりを学ぶプログラム。
特定非営利活動法人スペシャルオリンピックス日本 (フロアホッケー・ボッチャ)トレーナー、コーチ養成事業 1,170,000円 スペシャルオリンピックスは、知的発達障害者の自立と社会参加のため、日常的なスポーツプログラムとその競技大会を提供する組織で、過去17回世界大会を行っている。スペシャルオリンピックス日本では、国内の各種競技大会の主催や、アスリートの指導体制の整備強化を図るため、毎年「ローカルトレーナーセミナー」を開催している。(今回助成対象となったのは、「フロアホッケー」、「ボッチャ」と云う競技種目の指導者育成事業)
長寿文化社会パソコンクラブ 「シニアライフ探検隊(電脳ブック/CD-ROM版)」の制作と配布 1,000,000円 新しい老後の住まいの在り方として注目されるグループリビングの先進事例を全国各地に探り、電脳ブック(CD-ROM)にまとめる。また希望があれば、各地の高齢者センターなどに出向きグループリビングについて説明と電脳ブックの配布を行う。
特定非営利活動法人子ども劇場福岡県センター 変化するメディア環境における「子ども」と「メディア」の実態調査とそれに基づく政策提言 950,000円 外遊びが減少し、テレビ、ゲーム、インターネットなどのメディアへの傾倒を強めていく子供達の実態と心身の発達に与えている影響を研究し、政策提言を行う。
大阪大学名誉教授加地伸行氏 東北アジアにおける家族の基盤としての冠婚喪祭の研究 934,000円 冠婚喪(葬)祭は、儒教が根本に存在して成り立つが、一般的に理解がされていないのが現状。儒教の本質の解明と日本仏教における儒教の礼の影響及び家族の基盤としての思想的意味を研究する。
工学博士横田睦氏 儀礼構造より見た新しい祖霊祭祀りの在り方と葬儀場の調査研究 816,000円 儀礼構造より見た新しい祖霊祭祀の在り方と葬儀現場の実態調査。現在、新設される葬儀場は年間で40~50カ所に及び、その実態と過去の変遷を明らかにし、今後の方向性を研究する。
宅老所よりあい 施設の改修 300,000円 古い幼稚園施設を利用し、通所方式による高齢者への給食、日常動作などのサービスを行っている。施設は20数年前に建築され老朽化が著しいため、床や戸などの改修工事を行った。
小規模作業所「工房ウッディトイズ」 木工品リサイクル工房の増築に係る工事等 300,000円 障害者の共同作業所で、札幌市からゴミダイエット推進事業所に指定され、リサイクル商品の製造に取り組んでいる。同所内の設備拡充を目的として、リサイクル品製造の専用棟の増築に伴う、配線・電灯、器具及び単管(フレーム)などの内装工事とチップ集塵機の購入を行う。
ハレバレ会(脊髄小脳変性症患者会) 医療講演及びリハビリ研修 150,000円 厚生労働省の特定疾患に指定される脊髄小脳変性症は、難病の特殊性ゆえに社会的な認識も不十分であることから、病理への正しい理解を深めることと、闘病生活への応用、情報交換、患者と看護者のQOL向上を目的として、医療講演とリハビリ研修を行う。
助成額計(平成12年度) 16,000,000円