冠婚葬祭マナー

初めてのスピーチの基本

披露宴での媒酌人のスピーチ

・上手にスピーチするポイント
・新郎新婦側(主催者側)に立って、両家の印象を損ねないよう品位を心がけることが重要です。
・言い古された金言・名句は避けるようにします。
・両家の家柄については触れないのが原則です。
・新郎新婦やご両親の苦労話しは美談であってもしない方がよいでしょう。

・スピーチ内容のポイント
媒酌人や主賓としてのスピーチは、その結婚式の品格を象徴するものですので、述べる内容の構成をきちんとふんで、簡潔にまとめることです。
媒酌人のスピーチとしての構成は次にようになります。
まず、自己紹介をし、列席された方々へのお礼を申し述べ、挙式の報告をします。それから、新郎新婦の略歴を述べ、結婚にいたった経緯を紹介します。そして、媒酌人としての二人のはなむけの言葉を贈り、列席者の方々への今後の二人の引き立てを願い、結びの言葉として終わります。
内容としては6分前後になることも多いので、ユーモアもまじえて会場がだれてこないことを心がけます。