冠婚葬祭マナー

結婚式を挙げる人
〜マナー編〜

結納返しの相場は?

記念品で代用も

女性からの結納返しは、結納のときに半分を返す関東・東北地方と、嫁入り道具を荷出す際に結納金の3分の1を返す関西地方のしきたりがあります。現在ではその形式を省略し、まったく贈らないか、記念品で代用する傾向が強くなっています。
関東地方のしきたりで考えれば、例えば結納金50万円としてその半返しは25万円となりますが、5~10万円程度でも、記念品に代えても、最近では失礼にはあたりません。事前に両家で話し合っておきましょう。

結納返しと記念品を贈る、結納返しは贈らず記念品のみ贈る、結納返し、記念品のどちらも贈らない。

女性からの男性への記念品の有無はこの3つのパターンに分けられます。
男性から女性に贈られる記念品がダイヤモンドの指輪に集中しているのに比べ、女性から贈られる記念品にはとくに決まったものはありませんが、スーツ、カフスボタン・ネクタイピン、靴など、身につけるものが主流となっているようです。
また、腕時計など、男性の要望に合わせた記念品を贈るのも、最近の傾向のようです。