冠婚葬祭マナー

喪主側のポイント
忌明け

お礼・挨拶・形見分けは?

近所の人・お世話になった人へのあいさつ

遅くとも初七日までに、協力していただいた旨のお礼をきちんと申し述べるため、喪主か遺族は近所に挨拶回りに出ます。服装は準喪服か地味な平服にします。一般参列者には会葬礼状で挨拶とお礼に代えているので、改めて出向く必要はありません。
とくに自宅で葬儀をした場合は、近所の人に大勢の弔問客や車両の出入りで迷惑をかけるものです。おわびとともに無事に葬儀を終えたことを報告します。

 

形見分けとかたづけ

四十九日をすぎたら遺品の整理をします。そのなかから形見分けするものと、かたづけてしまうものに分けます。

 

形見分け
故人を偲(しの)ぶよすがとなるように、故人が愛用していたもの、大切にしていたものを、故人と親しい近親者や友人に贈るのが「形見分け」です。ただし、目上の人にはかえって失礼にあたる場合もあり、慎重にしたいもの。

 

注意
贈るときの品物は、贈りものではないとの意味をこめて、まったく包装をしないか、奉書紙で軽くくるむ程度にします。

 

アドバイス
故人が女性の場合などは、着物の形見分けというケースも多いはずです。
近頃の和装小物店、リサイクル店などでは、持ち込みの着物生地からバッグや小物入れをつくってくれるところもあります。リフォームして贈るアイデアもよいでしょう。

 

かたづけ
そのほかの故人の遺品については、手紙や日記、手帳、住所録は、あとで必要となることもあるので、保管するようにし、処分するものは処分します。

 

注意
故人の仕事に関する書類は最低七年間、保存しておくようにします。とくに自営業の場合などあとで過去の所得税が問題になることがあるからです。