社会貢献基金制度
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この制度にご賛同の方
年度別助成先団体活動報告
平成28年度~令和3年度の助成先団体活動報告は、(一財)冠婚葬祭文化振興財団をご覧下さい。
http://www.ceremony-culture.jp/social/service/fund/result-report/
令和4年度
くしろ高齢者劇団
シニア世代で作る『高齢者劇団』が地域の高齢者と孫ちゃん世代の交流を促進するエンジンになる!
- 助成金額
- 450,000円
- テーマ
- シニア世代で作る『高齢者劇団』が地域の高齢者と孫ちゃん世代の交流を促進するエンジンになる!
- 概 要
- 釧路市を中心に、高齢者の有志ボランティアによる高齢者のための劇団(北海道釧路市、阿寒町、白糠町、釧路町、標茶町、厚岸町、羅臼町)
- 実施内容
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私たち高齢者世代がまだ子供の頃、私たちの親達から「釧路には良いところが何もない。」と聞いた嫌なイメージを、今の孫世代には伝えないようにしたい。少子化が進行する中、自分の育った「釧路の素晴らしさ、魅力」を、今の子供たちに気付いてもらいたい、そして大人になって釧路を生き生きした街にして欲しいと思い、芝居『まごはやさしい』を団員9名と、ボランティアのスタッフ15名で企画しました。令和5年4月にシナリオを完成させ、5月から舞台稽古を開始、10月から広報活動を始め、令和6年2月には新聞に取材記事が掲載されました。令和6年2月17日及び3月30日、北海道立釧路芸術館にて2公演行い、延べ370名程度の皆さんに来場いただき、盛況に公演することができました。
- 事業の効果
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芝居を通し、地域に一石を投じることができたと思います。芝居を鑑賞した皆様から寄せられたアンケートには「将来のために孫世代と釧路を盛り上げたいです」「お芝居の感動を活かします」「芝居の内容は物凄く勉強になりましたので、多くの人に話します」など、『課題を好転させる雰囲気』が強烈に感じられました。その波紋が大きな波動となって、今後、地域を変えていくことになると思います。くしろ高齢者劇団は、平成23年創立以来13年目を迎えますが、すべての公演「入場無料」を実現できました。私共の活動に賛同いたき、ご支援をくださったことにこと心からお礼を申し上げます。
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釧路の魅力を演劇で伝えたくしろ高齢者劇団「まごはやさしい」
令和5年3月30日 北海道新聞(大島拓人撮影)
NPO法人白岡Sport-Verein
地域活動をネットワーク化した高齢者運動支援事業
- 助成金額
- 1,002,000円
- テーマ
- 地域活動をネットワーク化した高齢者運動支援事業
- 概 要
- コロナ禍の活動自粛により、高齢者の体力低下が心配されていることから、高齢者支援を実践する団体や地域包括支援センター、民生・児童委員等をネットワーク化して情報の共有、運動支援提供を行う。行政と連携して高齢者の体力復活と健康な生活を取り戻して高齢者のQOLを高める活動を実践する。(埼玉県白岡市)
- 実施内容
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- 市内の高齢者支援団体のネットワーク化の取り組み
- 白岡市役所と定期的な意見交換会の開催
- 地域包括支援センターと意見交換会を8回実施
- 新たに白岡市老人会から依頼を受けて老人会会議で活動を発表
- ネットワーク団体の情報交換
- 高齢者支援ネットワーク会議を9回開催
- 高齢者の体力テスト会開催の充実
- 令和24年12月10日 参加人数:115名
(春/秋はインフルエンザ流行のため中止)
- 令和24年12月10日 参加人数:115名
- 高齢者支援事業の実施
- 高齢者運動支援事業 計46回 参加人数:延べ644名
- 軽スポーツ体験会 参加人数:143名(スタッフ6名)
- 事務局運営
- 事務職員1名を設置
- 市内の高齢者支援団体のネットワーク化の取り組み
- 事業の効果
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- 1.事業の社会貢献
- 本事業の運営は、行政・地域包括センター・高齢者支援団体と連携することで、新たに老人会等から依頼も増えてきました。行政から市内唯一の「第2層協議体活動」として評価され、行政事業での周知活動も実施した結果、広く市民に対する社会貢献が認知されました。
- 2.事業の発展性・普及効果
- 本事業では、地域包括支援センターと高齢者支援の実施団体をネットワーク化したことで、市内の他地域でも同支援センターが中心となって同様の流れが動き出しました。
行政では、当該活動を通じた高齢者運動支援の必要性が評価され、行政の主催事業で高齢者運動支援を協力できる組織として、市内全域に広がる普及効果を感じました。 - 3.貴団体の周知活動
- 全互協の助成事業を実施したことで、行政から民間事業を積極的に活用した高齢者支援事業について高い評価を得られと思います。
令和4年12月10日 高齢者の体力テスト会開催 参加人数:115名
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会場:白岡東小体育館入り口
開始時の参加者へ説明
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開眼方足立 テスト
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30秒椅子立ち上がり テスト
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5m歩行 テスト
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TUG テスト
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握力テスト
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健康相談:保健師
令和5年5月~令和6年3月 高齢者運動支援事業 計46回 参加人数:延べ644名
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ふまねっと運動
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健康体操
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椅子ヨガ
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骨盤エクササイズ
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ゆったりヨガ
重症心身障がい児者親の会 ベリーの会
障がい児とその家族の交流の場を設け、地域の方との関わりを支援する事業
- 助成金額
- 330,000円
- テーマ
- 障がい児とその家族の交流の場を設け、地域の方との関わりを支援する事業
- 概 要
- 医療的ケアが必要な重症心身障がい児者は外出の機会がなく、また、入退院を繰り返すことが多いことから、保護者の付き添いが必要となる。旅行などを計画しても急に中止せざるを得ない場合があり、そのため兄弟姉妹は我慢を強いられることがある。イベントを通じて、介護をしている保護者の方にリフレッシュしていただくとともに、情報交換の場を提供する。(宮城県仙南地域(亘理町、山本町、角田市、名取市、岩沼市、柴田町、村田町))
- 実施内容
- 令和5年4月から令和6年2月までの期間、ベリーの会活動としてのイベントを計12回開催しました。中でも、地域交流会音楽遊び(亘理町中央公民館大ホール)参加48名、きょうだい支援バーベキュー交流会(グリーンピア岩沼内食彩館ひまわり)参加30名、地域交流会クリスマス会(亘理町中央公民館大ホール)参加58名と、コロナ禍も落ち着き始めたこともあり、多くの方に足を運んでいただけました。
- 事業の効果
- ベリーの会発足時に交流のあった「B型就労施設」にもイベントのチラシを配布したところ、たくさんの方に来て頂きました。今年は広域にチラシを配布したことにより、障がい者施設との新たな縁ができました。障がい児者を持つ保護者として共通する悩みなどを話し合いながら、町の福祉向上を目指し、環境も整備していきたいです。(車椅子用トイレ等、数か所整備されました)運営資金を半分以上助成金に頼っていますが、親子で参加できるイベントを継続していけるよう頑張りたいと思います。
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令和5年7月22日 第6回地域交流会音楽遊び
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令和5年11月3日 第5回きょうだい支援バーベーキュー交流会
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令和5年12月16日 地域交流会クリスマス会
NPO法人カノン
知ってね♪障がいのこと みんなで楽しむ「第6回カノン♪みゅーじっくカーニバル」
- 助成金額
- 300,000円
- テーマ
- 知ってね♪障がいのこと みんなで楽しむ「第6回カノン♪みゅーじっくカーニバル」
- 概 要
- 障がい児者もこのミュージックカーニバルに参加し、施設の友人と一緒に音楽を演奏したり、踊ったりと自由なステージを作り上げる。また、自作の絵画等を展示・販売できるスペースを設けることにより、ステージに立てない障がい児者も参加できるものにする。(愛媛県四国中央市)
- 実施内容
- カーニバル開催に先立ち令和5年3月末からチラシデザインを募集し、その中から選ばれた絵を使用してポスター、チラシ、プログラムを作りました。また出演者への記念品として、缶バッチを作成しました。こちらのデザインも公募して、3種類の缶バッチを作成しました。当日出演者は胸に缶バッチをつけてステージに立ち、令和5年7月1日に四国中央市土居文化会館ユーホールにて「第6回カノン♪みゅーじっくカーニバル」を開催することができました。参加人数は、出演者・ボランティア含め150名、観客はおおよそ参加者含め300名程度でした。ステージでは、障がい児はボランティアとともに演奏、歌、手話などを披露しました。会場ロビーでは、市内の福祉施設の作品展示及び活動報告ブース、また手作り品の販売を行いました。
- 事業の効果
- 3年前、6回目のカーニバルを計画していたのですが、コロナ禍のため中止を余儀なくされました。5年ぶりの開催に、これまで参加してくれたメンバーが出演してくれるか不安でしたがメンバー・家族のみなさんが開催を心待ちにしてくれていたことが嬉しかったです。来場者からは「来てよかった、みんなの笑顔が最高だった。」「もっとたくさんの人に見てもらえたらいいな!」出演者からは「ドキドキしたけど楽しかった、またやりたい!元気になった。」などの声が聞かれました。施設スタッフからは「ぜひ、次にも参加したいです。」「デザインが選ばれてとても喜んでいました!」ボランティアで参加した中学生「障がいのある人と関わりができて、いい経験になった。」など、次回の開催を期待する声も聞かれました。障がいの有無に関係なく音楽を通じた関わりが全ての人を笑顔にして、少し自分に自信を持つことができ、社会との関わりが少しでも広がっていくことができ、障がいの理解に繋がって行くことが期待出来る最高の機会となりました。多くのみなさまのご支援ご協力に感謝いたします。
令和5年7月1日 第6回カノン♪みゅーじっくカーニバル
NPO法人ぷかぷか
地域の人達と障がいのある人達でいっしょに芝居作りをする(演劇ワークショップ)
- 助成金額
- 1,260,000円
- テーマ
- 地域の人達と障がいのある人達でいっしょに芝居作りをする(演劇ワークショップ)
- 概 要
- ぷかぷかで働く障がいのある人達が、地域の人たちと一緒に演劇ワークショップを行い、出来上がった演劇を横浜市緑区民センターみどりアートパークにて発表する。(神奈川県横浜市)
- 実施内容
- 障がいのある人たちとはいっしょに生きていった方がいい、ということが体を通してわかりたいと思い、ぷかぷかで働く障がいのある人達と、地域の人達と障がいのある人達でいっしょに芝居作りをする〔演劇ワークショップ〕を行いました。令和5年8月から12月まで、月に一回みどりアートパークのリハーサル室に集まり、朝9時半から夕方4時まで芝居作り(演劇ワークショップ)を行いました。発表会のある令和6年1月には、ワークショップを2回やったあと、みんなで作った芝居を舞台で発表しました。参加者はワークショップを行った全期間を通して延べ320名、舞台を見に来た人は約300名でした。内容を毎回ブログにまとめ、SNSでWEB発信したことにより、SNSを見た人は数千人に登った。
- 事業の効果
- 障がいのある人達は私たちとは発想が違うので、ワークショップでは私たちが絶対に思いつかないアイディアが次々と飛び出すことにより、できあがる芝居の幅がグンと広がりました。これは障がいのある人たちと一緒に生きることで生まれる豊かさそのものです。参加した人はもちろん、舞台を見に来た人、SNSを見た人とみんなでその豊かさを共有できたようにも感じました。障がいのある人達と一緒に行う演劇ワークショップは、ほんとうに楽しいので、障がいのある人に対し「あなたにいてほしい」「あなたが必要」と思える場が、演劇ワークショップを行うことでできたことは素晴らしいと思いました。障がいのある人達は、あれができないこれができないと社会から排除されることがまだまだ多いですが、そういった社会問題を演劇ワークショップは解決する道筋を示すことができたように感じました。
NPO法人ただいま
フリースクールふらっと(不登校、学校行き渋りの小学生・中学生対象)
- 助成金額
- 691,000円
- テーマ
- フリースクールふらっと(不登校、学校行き渋りの小学生・中学生対象)
- 概 要
- 小中学生を対象に、週3回フリースクールを運営する。多様な子ども達を受け入れるため、月曜日は静かに過ごしたい子どものための日として、木曜日は元気にすごしたい子どものための日として、金曜日は経験が少なくなりがちな子どものための日として森活動、プログラミング、英語、音楽、運動など講師を招いて行う。また、家から出られない子ども達のために、訪問活動も実施する。(茨城県ひたちなか市)
- 実施内容
- 令和5年4月から令和6年3月まで、お寺を開放して月木金の9時半から14時半まで週三回フリースクールを実施しました。今年度は111回の開催で、延べ人数553名の参加となりました。
金曜日の体験活動では、森の活動、パソコン教室、英語でクッキングを毎月一回開催しました。遠足などの野外活動も組み合わせ、ひたちなか市社会福祉協議会の福祉バス(大型)を借りて、近隣のフリースクールの子ども達も誘って、那珂市のキノコ博物館と道の駅かわプラザでのBBQを楽しむことができました。 - 事業の効果
- 今年度、新しい参加者が5人増えました。また毎週体験活動ができたことで、もっとやりたい、と新しいことにチャレンジする子がたくさん増えました。参加者の保護者から「ふらっとの帰り、必ず楽しかった~!!と満足して帰ってきます。ありがとうございます!」「いろんな人とのコミュニケーションがとれるようになった。」「学校が苦手な子が自分だけではない事を知り、ふらっとが自分の居場所になったことで精神的に落ち着いて毎日過ごせるようになった。」など、お声をいただいております。保護者からの口コミで参加者が増えているので、フリースクールふらっとの居心地いいからかなと感じています。

NPO法人ウルシネクスト
神奈川県秦野市ー相模漆の復活に向けたウルシの植栽地、苗木生育のための圃場整備事業
- 助成金額
- 1,289,534円
- テーマ
- 神奈川県秦野市ー相模漆の復活に向けたウルシの植栽地、苗木生育のための圃場整備事業
- 概 要
- 環境負荷の低い循環型天然素材として「漆」の利活用を推進するとともに、漆文化の継承・啓蒙をするため国産漆の復興や地域振興への寄与を目的として、今回は相模漆の復活のため、植樹を行う。また、植樹後は成木になるまでの10~15年間、生育管理のための除草、圃場整備を行う。(神奈川県秦野市三廻部(みくるべ)地区、及び柳川地区)
- 実施内容
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令和5年4月1日~至令和6年4月30日
- 5月11日
- 草刈り機「共立乗用モアPM981」購入
- 5月23日
- 草刈り機納入(秦野の丹沢漆の里ムーブメント高橋氏宅に納入)
- 6月4日
- 草刈り機試運転実施
- 6月25日
- 鹿対策用トリカルネット・いぼ竹・結束バンド納入(秦野市森林組合より、三廻部地区のウルシ畑に直接納入)
丹沢漆の里ムーブメント高橋氏、平野氏、秦野市職員4名、ウルシネクスト佐々木の計7名で、草刈り作業、苗木1本1本へのトリカルネット設置作業を実施。 - 6月26日
- トリカルネット設置の残作業を実施
- 7月8日
- 草刈り作業を実施(高橋氏1名でPM981を使用して苗木回りの草刈りを中心に)
- 7月12日
- ご支援先を明記した管理看板を制作発注
- 8月13日
- 「共立乗用モアPM981」にURUSHI NEXTのステッカーを貼付
- 8月18日
- 管理看板を設置
- 9月14日
- 高橋氏、平野氏の2名で草刈り作業とトリカルネットの一部巻き直しを実施
- 10月1日
- 高橋氏1名で草刈り作業(一部)を実施
- 10月12日
- 平野氏1名で三廻部、簗川のウルシ畑の見回り、生育状況の確認、土壌検査を実施
- 11月26日
- 奥久慈漆生産組合の神長元組合長神長氏を招聘し、土壌や生育状況を見ながら施肥等のアドバイスをいただく。この日は神長氏にお越しいただくということで、小田原でウルシを植えている方々や地元の有志などを含め、計15名が集まりレクチャー受講。その後飯舘村から持ってきた苗木30本の移植作業などを実施。
- 12月15日
- 「共立乗用モアPM981」の消耗部品を購入(刈刃ベルト、刈刃セット、走行ベルト)
- 2月7日
- 平野氏、高橋氏で見回り。トリカルネットが倒れている箇所があったため取り外し(鹿、または強風による影響)。
- 2月26日
- 高橋氏1名でトリカルネット巻き直し(苗の成長に合わせて直径を大きくする作業)
- 3月4日
- 秦野市農業協同組合より肥料購入(牛フン堆肥、化成肥料)、現場納品
- 3月6日
- 平野氏1名で見回り(飯舘村から移植した苗木に鹿による食害を発見)
- 3月16日
- ウルシネクスト佐々木と平野氏、高橋氏でウルシ畑の現場で現状の生育状況の確認と今後の整備・管理に関する打ち合わせを実施。
- 4月13日
- 鹿除け用をネット購入(ウルシ畑の周囲に張る目的)
- 4月29日
- 高橋氏、平野氏、ウルシネクスト當麻の3名で、施肥とネット張り作業を出来るところまで実施(予定していた市職員数名が体調不良に参加出来なかったため)。続きの作業は5月に入ってから順次実施。
- 事業の効果
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《乗用草刈り機の導入》
昨年3月と11月に合計250本のウルシの苗木の植樹を行いました。植栽地の面積は5面合計で約2,900㎡(0.3ha弱)に及びます。乗用草刈り機導入前は、草刈り作業のお手伝いをしていただける地元の有志を集めて作業を行っていましたが、いつも必要人数が集まるとは限らず、回数も物理的に多くはできませんでした。その一方で草の生長は早く、草刈りを怠ると生育に影響が出るため、丹沢漆の里ムーブメントの高橋氏、平野氏の負担がかなり大きくなっていました。
乗用草刈り機を導入できたお陰で、週末に時間の取れるどちらか1名の場合でも、この面積に対応できるようになり、草刈り作業が格段に効率良く、作業回数も多くできるようになりました。《トリカルネットの導入》
秦野の植栽地域一帯では、近年鹿による食害が深刻になってきており、ウルシ苗も春に芽吹いた新芽を食べられる被害が出ていました。トリカルネットの導入により、一定の高さに成長するまで苗木1本1本を保護することで、被害は減ったため、鹿に対する抑止効果は十分にあったと思います。一方で、成長の早い苗は葉が横方向に開いてくるため、ネットが光合成をするために邪魔になるケースもありました。その場合はネットを巻く径を大きく巻き直すなどの対応を行いました。径を大きくするためにはネットの使い方を縦使い(長辺)から横使い(短辺)にする必要があります。その分高さが低くなるため、鹿が上から首を入れて食べに来るリスクも高まるため、様子を見ながら徐々に広げるなどの対応を行いました。
今後は苗木の成長に応じて、トリカルネットとウルシ畑周りにネットを張る方法を併用して対応していく計画です。
《神奈川県秦野市- 相模漆の復活に向けたウルシの植栽地、苗木生育のための圃場整備事業》
この度は、令和4年度の助成先団体に選定いただきまして、誠にありがとうございました。
お陰さまで、助成金を活用させていただき、草刈り機と鹿対策用トリカルネットを購入し、順次圃場整備を行っております。
【8月18日:ご支援先(全互協)を明記した管理看板設置】
NPO法人やどかりサポート鹿児島
地域葬・互助会葬を目指す「つながるファイル」事業
- 助成金額
- 2,000,000円
- テーマ
- 地域葬・互助会葬を目指す「つながるファイル」事業
- 概 要
- 身寄りのない人どうしが支えあい助けあう「互助する暮らし方」を営み、仲間の最期にあっては見送りあい弔いあう関係を築き「地域葬・他人葬・互助会葬」が行われる地域にするために、一人ひとりが自らの死後の希望等を記載し、それを仲間に託すための「つながるファイル」を作成するための「つながるファイルを書く会」を開催する。
- 実施内容
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- 通年にわたって「つながるファイルを書く会」を居場所サロン内で開催
場所:鹿児島市の居場所サロン内実施回数:17回
参加のべ人数:79名参加実人数:15名
『身寄り』がなくても困ることなく生きていけるようにするための情報共有ファイルである「つながるファイル」を書く会を開催しました。 - 通年にわたって「つながるファイルを「語る」会」を居場所サロン内で開催
場所:鹿児島市の居場所サロン内実施回数:3回
参加のべ人数:15名参加実人数:8名
「もしバナゲーム」というゲームを使って、ご自身の死生観を見つめ直す機会をもってもらいました。 - 通年にわたって「居場所サロン」を開催
場所:鹿児島市の居場所サロン内実施回数:60回
参加のべ人数:参加のべ人数:419名参加実人数:49名
「地域葬」「互助会葬」を行うコミュニティの絆を深めていくために、「居場所サロン」を継続的に実施しました。 - 「共同墓設立に向けた検討会」を全4回開催
第1回共同墓設立に向けた検討会:2023年10月5日、参加者11名
第2回共同墓設立に向けた検討会:2023年10月26日、参加者11名
第3回共同墓設立に向けた検討会:2023年11月29日、参加者13名
第4回共同墓設立に向けた検討会:2023年12月7日、参加者11名 - つながるあんしん事業広報のためのリーフレットを作成
- 通年にわたって「つながるファイルを書く会」を居場所サロン内で開催
- 事業の効果
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- 本事業の成果1
本事業をとおして9人の方が「つながるファイル」を完成させました。これにより、当事者どうしの支えあい助けあい、そして見送りあい弔いあう関係を基盤としつつ、当法人と「緊急連絡先となることによる支援に関する契約」と「死後事務委任契約」を締結している人は17人になり、地域葬・互助会葬を目指すなかまの輪が一層広がりました。 - 本事業の成果2
通年をとおして「居場所サロン」を継続することで、互助する暮らし方を実践するなかまの輪が広がり、参加者たちの絆もより深まりました。 - 本事業の成果3
「つながるファイル」をとおして見送りあい・弔いあう関係を紡いだなかまたちのための共同墓ができました。 - 本事業の成果4
実際の支援事例をとおして「つながるファイル」が医療現場において十分に役に立つものであり、それどころか、本人や支援者にとってだけでなく医療関係者にとってもたいへん有益なものであることがわかりました。
- 本事業の成果1
先日70代の身寄りのない男性がお亡くなりになられました。非常に悲しい出来事ではありましたが、この事業のおかげで、この男性は『互助会葬』を終え、3月には共同墓に入ることになっています。
