Quality improvement

品質向上への取り組み

葬儀品質認定制度・葬祭ディレクター技能審査試験

CERTIFICATION SYSTEM

葬儀品質認定制度

はじめに

 全互協は、消費者の皆様の安心と安全を目的として、葬儀の役務サービスについて施行レベルと技術の向上を目指し、加盟互助会を対象に葬儀品質の認定制度を設けております。施行にあたり備えておくべきスキル、お客様への対応などについての基準を設け、加盟各社の評価審査を第三者が行うというものです。葬儀品質認定を取得している互助会のHPには、認定ロゴが表示されます。

 消費者にとって、「安心できる葬儀」「満足する葬儀」を行ってくれるかどうかはとても重要なことです。けれども世の中には施行サービスを提供してくれる所はたくさんありますし、インターネット上でも、そのクチコミが正しいかどうか判断に困るものもあります。

 全互協は、本制度の認定を受けている互助会であれば、葬儀施行サービスのクオリティは一定の水準以上であることをお伝えすることができます。「お客様のためによいサービス、よい施行を」と考える意識の高い互助会であることをお伝えすることができます。消費者の皆様には、良い葬儀のための「ものさし」としていただければ幸いです。

 なお、申請を受けて評価審査を行う制度となっておりますので、取得していない互助会の施行サービスが認定に値しないとは限りません。ご了承の程、よろしくお願い申し上げます。

葬儀品質認定制度

認定制度概要

申請【加盟互助会】

同制度では加盟互助会が所定の申請様式類に記入し提出することとなっております。
申請の受付は年1回、一定期間を設けて行っております。

申請様式

数点の申請様式の中には、事業者調査票などが含まれております。
事業者調査票は、右記の4つのテーマについて、さらに細分化した項目を設けて審査の対象としております。

  • 経営理念、法令の遵守・企業倫理
  • 従業員の資格種録制度の導入、コンプライアンスの充実化
  • お客様への説明責任、安心・信頼される仕組みづくり、より良い・高品質なサービス提供への努力
  • 葬儀社のサービスとして質の高いスタッフの育成

認定の流れ【全互協】

申請を受理したら、右記の流れで実施します。

  • 互助会による申請
  • 審査前準備(申請内容の確認等)
  • 審査会

有効期間

4年となっております。

更新

有効期間前に更新申請の手続きを経て更新することとなります。
更新にあたっては、更新申請書類を提出し審査を受ける必要があります。

制度見直し

定期的に制度見直しを行います。

審査

審査

全互協は、葬儀品質認定制度における評価審査について、透明性を高めるため、第三者による委員会を組織し、審査会を実施しております。

審査会

審査会は5名の有識者等で構成されております。

小谷 みどり
シニア生活文化研究所 所長
山田 慎也
国立歴史民俗博物館 准教授
中川 佳男
東京フィールド法律事務所
弁護士
齋藤 強
一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会
副会長
上田 堅司
一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会
研修委員長

SKILLS EXAMINATION

葬祭ディレクター技能審査試験

葬祭ディレクター技能審査とは 葬祭業に従事する人々の知識・技能の向上を図り、併せて社会的地位向上を図ることを目的として、平成8年3月に厚生労働省(当時、労働省)より技能審査として認定を受けた制度です。
全互協では、葬祭業に従事する者の資質の向上が重要であると考え、いち早く資格認定制度の必要性を訴え、平成8年には 厚生労働省(当時、労働省)認定葬祭ディレクター技能審査を実現しました。
高齢社会を迎え、葬祭業務の社会的重要性が高まるとともに消費者の身になり、消費者の視線に立っての、細やかで専門性をもった葬祭サービスが求められています。 葬祭サービスを提供するに相応しい人材であるかを総合的かつ客観的に評価する本制度が重要な役割を担っています。

葬祭ディレクター技能審査
http://www.sousai-director.jp/

葬祭ディレクター2級
葬祭ディレクター1級