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創立35周年記念事業 映画「おくりびと」への協力
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創立35周年記念事業おくりびと

映画「おくりびと」

 最大全国222スクリーンで上映され、平成20年9月13日〜平成21年9月18日という公開期間は邦画の実写映画では最長期間(371日)を記録した映画。
第81回米国アカデミー賞外国語映画賞(英題「Departures」)をはじめ、数々の栄誉に輝き、爆発的ブームとなる。観客動員560万人!海外配給世界65カ国!受賞歴89冠! 納棺師の仕事も一躍、注目を浴びた。
滝田洋二郎監督作品

葬祭業として全面支援

 平成20年、冠婚葬祭互助会業界は前受金残高2兆1,500億円を上回る産業に成長しました。しかし、葬儀の施行業務に対し消費者からは未だ地味なイメージを持たれる傾向にあります。その先入観は葬儀産業への信頼・信用にも影響を及ぼすものです。映画「おくりびと」は納棺師という職業をテーマにしながら、愛すること、生きることを見つめた作品です。映画の中で納棺師は儀礼を重んじ、技術を大切にし、そして悲しいはずの別離をやさしい愛情で満たす人として描かれています。「人は誰でもいつか、おくりびと、おくられびと―」がこの映画のテーマであり、大切な人をどう“おくる”か? そしてどう“おくられたい”か? を問いかけます。
 儀式の持つ歴史的意義、習俗的意味の重要性とその継承、そして新しい儀式文化の創造を掲げてきた社団法人全日本冠婚葬祭互助協会(以下「全互協」という)と全国の加盟互助会にとって、この映画が奏でるところは完全に一致するものであり、まさに冠婚葬祭互助会事業の根底に備えるべき精神なのです。
 全互協は折りしも、創立35周年を迎え、その記念事業の一環として、全互協のネットワーク(組織力)を活かし、映画「おくりびと」を応援することを決め、『特別協力』致しました。
(映画のエンドロールには全互協名が特別協力枠でクレジットされました)

不思議なご縁

 この映画のシナリオ発想の礎は、作家青木新門氏の「納棺夫日記」であることは、今や、多くの人の知るところとなっています。この本は青木氏がかつて全互協の加盟互助会で携わった仕事について、そこから得た体験や考えを書いたものです。このことは少なからぬ縁を感じさせ、協力に至る後押しをすることになりました。

公開後の反響

 封切はお彼岸の時期に向けた狙いで9月13日で、ほぼ「5週間の上映」予定との話が事前にありました。その間、全互協や加盟互助会では試写会上映などの活動を行ないました。試写会では業界に携わる専門家からも評判がとても良く、公開への期待が高まりました。
 公開後も反響は高まる一方でした。先駆けて鑑賞券の特別前売りを受け付けていたのですが、問合せが日に日に予約が増え続けました。やがて、当然のように続映の知らせが届き、そこから先はもう皆さんが知るようなブームとなって行きました。

快挙!アカデミー賞受賞!

 映画への協力を行なってから、予想をはるかに超えるような結果が次々と届くようになりました。モントリオール国際映画祭を始めとする多くの賞の獲得は、この映画への評価の高さを表すものでした。様々な賞を受賞し、ついに平成21年2月23日、第81回アカデミー賞外国語映画賞を獲得するに至りました。
 結果、納棺師や葬儀業への国民レベルでの関心やご理解が少なからず深まり、この映画に微力ながら携わることができ、嬉しい次第です。全互協と致しましては、納棺を含めた葬儀のあり方について、消費者の更なるご理解が得られるよう一層の向上を目指してまいります。
 おくりびと製作委員会、松竹(株)、電通(株)、製作関係者の皆様に感謝申し上げます。また、全互協の事業について協力してくださった全国の加盟互助会、互助会保証(株)、映画を観てくださった皆様にも深謝申し上げます。
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